【他大学院受験】人並みに勉強して、普通に落ちた話

「大学院って誰でも簡単に受かる」っていうじゃん?
「勉強必要ない」っていうじゃん?
「学歴ロンダリングになるっていうじゃん!!!!?

リスナーの方々も一度は聞いたことがあると思う。

この根拠もない格言を信じ、落ちたのがこのワタシ。

お前ら、大学院入試を舐めるなアアアアア!

今回記事の結論です🤞

ガゼル

ガゼルです。人生を「快適」に生きるこつを発信してます。
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目次

【大学3年生】進路選択

ワタシは4年生から始まる大学研究に夢を見ていた。

当時、周りの友人は就職活動を始めていたが、そんなことは知らない。大学院での研究に希望を抱いていた。

というのはうそだー!

国公立大学生だったまわりの多くが大学院進学を希望していたので、自分も大学院進学を決めた。特にやりたいこともなかったので、「進路選択をさらに先送りにしたかった」のが本音。

加えて、「生涯年収が大学院卒は学部卒より何千万も高くなる」という情報をみた。
(まぁ、この情報は半分本当、半分嘘でカラクリがあるんだけど、、、希望があったら記事にします)

進路を決めたワタシは大学院について調べていく最中で気づく。

あれ、TOEIC必要じゃね?

TOEIC勉強開始

どうやら日本の大学院に入学するためにはどこでもTOEICが必須で、しかもTOEICの点数がそのまま大学院入試の点数として扱われるらしい。
もっとも、ワタシの大学はそんな大層な点数が必要ないのだが、、、、

だが、学歴ロンダリングを視野に入れていた自分はTOEIC上級者の730点を目指し、勉強を始める。
(なお、勉強前の点数は440)

それなりに勉強し、それなりの点数を取る。

3か月みっちり英語を勉強し、685点を取る。(↑)

世間の大学院受験生からすると、良くもないが、悪くもないような点数。

勉強は真面目に取り組んだので、その結果がついてきたと思う。3か月でTOEICの点数を440から685に上げ切った方法についてはまた別の機会に記事する。

大学院入試の情報、なんもしらん

勝負できるTOEICの点数を取得し、いよいよ大学院入試の勉強を始めるべき時期が到来するが、次の問題が発生する。

オレ、大学院入試の情報なんも知らんわ

大学調査開始

大学院入試の情報を収集し、志望校はすぐに1つに定まった。

自分の在籍している大学(まだ在籍してるので名前は伏せさせてもらう)と名古屋工業大学だった。立場的に名古屋工業大学がランクが一つ上だったという安直な理由。

いわゆる学歴ロンダリングだ。

だけど、周りには実家に帰って金銭的に少しでも援助したいと言っていた気がする。

我ながらダサい笑

下記に「大学院選択で考慮したこと」を掲載しておく。参考にしてほしい。

大学院選択で考慮したこと一覧
・実家に近い
 →これまでの友達と簡単に遊ぶことができる。現状より都会に引っ越せる。
・学歴ロンダリングになる
 →学歴重視の企業に受かりやすくなる。
・面白い研究分野であること
 →所属大学の研究はそんなにやりたいことではなかった。

何を勉強すればいいのかネットで調査

今時、ネットで調べれば大学院入試の情報なんてものはすぐに手に入る。自分もすぐに行った。

少し他と異なることがあるとすれば、実際に名古屋工業大学に足を運び、大学院生を仲間につけた

↑他大受験はこの過程、重要!!

独学で勉強開始

教科書、参考書をざっと購入し、勉強を開始した。やるべきことは明確で、その教科書と参考書を完璧にすることだった。

ただ、勉強を開始してすぐに気づいたのだが、理論が分からなすぎる。何かと関連づけて勉強をする必要があるのだが、基本的なことを理解していない自分はそれができない。

そこで登場するのが、大学院生!

研究室見学で仲良くなった大学院生に適度に質問した。

もちろん、やるなら相手に敬意を払って、報酬を送ろう!(自分の場合はコメダのラインギフトを送った。)

それに加えて、大変だったのが自分の所属大学の勉強も並行して行ったこと。シンプルに倍の量を勉強する必要がある。勉強時間の確保が必須であることは言うまでもない。

いざ、受験へ!

受験基準日期間は4か月で、本番は8月の中旬だった。名古屋工業大学最初、次が所属大学。

名古屋工業大学合格の自身は全くなし。

【結果】落ちる

落ちた

手ごたえゼロ、「ですよね」という結果に終わった。

結果発表は受験の翌日の面接で発表された。面接中がはじまってすぐに

「今回は点数がよくないから、ね?」

と言われ、即終了笑

用意した返答使わせて!?

あっけなかった。

だが、数日後にせまった所属大学の受験にシフトすることができたのがよかった。
そして、そのまま所属大学の大学院に受かって今があるって感じ!

敗因考えてみた

なぜ、名古屋工業大学の大学院に落ちたのか考えてみた。

1.過去問分析が足りなかった

過去問分析は超重要!

自分の大学とは異なる大学を受験するならなおさら。

  • 何がどれくらいの頻度で出るのか。
  • どこを重点的に勉強すればいいのか。

過去問を見るだけで大体わかる。

自分は5年分の過去問をコネを使って入手したが、解くだけで終了した。思い返せば、間違えた問題の原因、関連分野の整理程度はしておけばよかったと思う。

2.網羅的に勉強しなかった

指定されていた参考書の勉強をすべて行わなかった。

過去問を浅く確認し、出題範囲だけ勉強した。この方法だと勉強が単調になりがちだし、網羅的に勉強することができない。

大学院入試に限らず、もし何かの受験を考えているのなら、勉強範囲の網羅関連付け学習過去問調査の3点は意識してほしい。

多くの受験生が忘れがちだと思う。

もう一度大学院入試を行えるならどうする?

もし、もう一度大学院入試を行うことができるならば、他大入試を自分は行わないだろう。

就活のために学歴ロンダリングを検討しているのなら、心の底からおすすめしない。

国公立大学院を卒業しているのならば、多くの企業は学校名で判断しない。学歴ロンダリングを考え、大学院入試を検討しているのならば、面接で話すことができることを増やしていくことの方がよっぽど就活で有利になる。

ただ、これには一つ前提がある。前述したが、国公立大学院であるということだ。就活を経験し、国公立大学院の差は感じなかったが、私立大学院と国公立大学院には明確な差を感じる。

大手企業の「会社説明会」や「インターンシップ」を経験して気づいたのが、圧倒的に国公立大学院が多い。そもそも私立大学の大学院に進学する学生が少ない母数の問題とも考えたが、このようなデータを散見した。

国・公・私立大学別で見ると、修士課程入学者数は学部入学者数とは傾向が違い、国立大学が多く、全体の約6割を占めている(2023年度)
https://www.nistep.go.jp/sti_indicator/2024/RM341_32.html

意外にも

国公立修士課程数:私立修士課程数 = 6:4

となった。

これに対して、ワタシの技術系での就職活動では、体感9割程の学生が国公立大学院生。国公立大学院生が優遇されているのは明らかに感じた。

以上の理由から、私立大学の学生の国公立大学への学歴ロンダリングは有効な手段であり、おすすめしたい。

まとめっ!

大学院入試はそんな簡単なものではない。全く勉強したことない参考書、教科書を講義なし、相談できる人なし、取り組むことができる自身の人だけ取り組んでほしい。

大学の時間は人生の宝でることは間違いない。大学院に入ることのメリット(就活か、見栄か、研究か)を明確にして、有意義な時間にしてほしい

おわりっ

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