【まとめ】ベピオゲルのメリット・デメリット

初めて皮膚科に診察にいくと、必ずといっていい程渡されるベピオゲル。正式名称は「ベピオゲル2.5%・ベピオ®ローション(過酸化ベンゾイル)」。

だが、私は未だにベピオゲルの効果を理解していない。
なぜなら、調べるのがめんどくさいからだ。

この記事では、私のようなめんどくさがり屋にべピオゲルの効果を最低限、人に話すことができるレベルまでは持っていこうと思う。

成分」の視点からベピオゲルの効果を理解し、実際に1年毎日欠かさず使った私のレビューも記載する。

ガゼルです。人生を「快適」に生きるこつを発信してます。
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目次

【結論】ベピオゲルの使用目的

結論

色々調べた結果、ベピオゲル使用目的は主に下記と結論付けた。

結論

主にお金をかけず、シミとニキビ予防をする。

このように見るとメリットだけに感じるが、もちろんメリットだけではない。成分の話、自分の体験を通して、デメリットもまとめる。

ベピオとは?

成分解説

まずは、べピオとは確認する。

ベピオは、ニキビ治療のために皮膚科で処方される外用薬であり、有効成分として過酸化ベンゾイルを含む。過酸化ベンゾイルには、強力な抗菌作用と角質剥離作用があり、ニキビの原因菌を殺菌し、毛穴の詰まりを防ぐことで新たなニキビの発生を抑制する。

市販のスキンケア製品とは異なり、医薬品として厳格に管理されているため、使用に際しては医師の指導が必要となる。特に、肌への刺激が強い成分を含むため、使用開始時には赤みや皮むけなどの副作用が出ることがある。

ベピオゲルの成分

そもそもべピオとは

成分を下記に列挙する。

有効成分
過酸化ベンゾイル

その他の成分
1,3-ブチレングリコール、グリセリン、カルボキシビニルポリマー、エデト酸ナトリウム水和物、pH調節剤

https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med_product?id=00070680

成分だけ、挙げられても、「効果」が分からなければ意味がない。
どの成分がどのような効果をもたらすのか次の章でまとめた。

成分を踏まえたメリット

べピオの成分からみたメリット

ニキビの治療と予防

過酸化ベンゾイルは、アクネ菌などのニキビ原因菌に対する抗菌作用と、角質剥離作用を持つ。
*角質剥離作用とは角質を剝がすことを指す。

単にアクネ菌を殺すことである、抗菌作用はイメージしやすい。
しかし、角質剥離作用がニキビ治療につながることはイメージしにくいので解説する。

手順
→角質がはがれると、毛穴づまりが解消され、毛穴から分泌される皮脂のつまりが解消される。
アクネ菌は皮脂を栄養とするので、アクネ菌の増殖を防ぐことができる。

これにより、赤ニキビの治療だけでなく、白ニキビや黒ニキビの発生や進行も防ぐ効果が期待できる。

耐性菌のリスクが低い

過酸化ベンゾイルは、抗菌作用を持ちながらも、薬剤耐性菌の報告がなく、耐性菌を持つニキビにも有効とされる。そのため、長期間の維持療法にも適している。

つまり、過酸化ベンゾイルの酸化作用に対して、細菌が新たなガードを作ることは難しく、長期的なニキビの治療に向いているということ。

成分を踏まえたデメリット

べピオの成分からみたデメリット

肌への刺激の可能性

過酸化ベンゾイル使用によって、皮膚が薄くなり、酸化することによって、使用開始時に、肌がヒリヒリするなどの刺激症状が現れることがある。

皮膚が薄くなる(ピーリング効果)
→べピオが直接肌に作用
→酸化作用により、皮膚への刺激が強くなる

多くの場合、これらの症状は徐々に落ち着くが、気になる場合は早めに医師へ相談するのが望ましい。

漂白作用

過酸化ベンゾイルには漂白作用があるため、髪や衣類などに付着しないよう注意が必要である。

作者体感レビュー

””

メリット

私が2年間使用した体験では、以下のメリットを感じた。

  • ニキビができにくくなった

予防としての効果を強く感じた。塗り続けることで、ニキビができにくくなった気がする。

ただ、アクネ菌の殺菌効果は小さいように感じた。一か月使っても特段変化なし。
殺菌効果があるといっても、皮膚科にはじめて行った人に渡されるような薬。酸化効果が弱いのだろう。

デメリット

一方で、以下のデメリットも感じた。

  • 衣類への注意:漂白作用があるため、衣類や寝具に付着しないよう注意が必要。

事前に知っていた知識だったが、漂白作用があり、背中ニキビ治療に使用していた時には、衣服が漂白されてしまったことがある。

上記の写真は漂白作用を実験したものだ。ぜひ参考にしてほしい。

まとめ

今回のまとめ

ベピオゲルは、ニキビの原因菌を減少させ、毛穴の詰まりを改善することで、ニキビの治療と予防に効果的な薬である。 しかし、使用開始時には肌への刺激や乾燥、漂白作用などの注意点もあるため、使用前に医師と相談し、適切なケアを行うことが重要である。

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